はじめに
凡

MagusTale ~世界樹と恋する魔法使い~のシナリオ
なんだ。俺つえーってなると思ったら、最後まで全くそんなかけらもにじませなかった。結局最初の魔法耐性ぐらいで終わった。
ここからすべての歯車が狂った気がする。結局なんか爺さんの人生の方が見ててかっこよさそうに見えるし、なんかどうなってんだろうね、このシナリオ。
残念で仕方ないという思いと、メーカー的に考えても所詮このくらいのレベルのシナリオぐらいしか望めないんだという風なネガティブな感想しか思い浮かばなかった。
一応世界樹の話で完結してるけど、だからなんだという漠然としたむなしさを感じるような。
世界樹の話を抜かせば、ほとんど学園物テンプレートでがっちがちなのでそういう意味でもすごくむなしい。
音声
すごいはまり役というのもなかったし、まあ、前作のクオリティが高すぎたということで
BGM
ほとんど印象に残らない。
我欲
絵自体がきれいだから不満もそらされてる気がするが、シチュエーションなんかは結構普通のばっかりで他のキャラとかぶってるようなものが多いし、前作と比べると相当レベルダウンしている気がする。
絵の質はあがったように見えるが、手放しであがったからよかったのか?といわれると微妙なものがあったりして、比較すると前作の方がよかった場面もあるという感じだった。
これはシチュエーションに関係するのかどうかまではわからないけど、そんな印象を受けた。強調しておきたのは、別に単純に絵の質が落ちたという事ではないという点。
システム
システム全入れ替えでもしたと思ったけど、やっぱり一部エフェクトは切れるようになったけど(前作ではエフェクトを切る設定があったのにどこが切れてるかわからないぐらいだった)、日付が変わるときとか(これはちょっと違うけど)セーブする時とかシステム見る時とかにモッサリエフェクトがいちいちかかってくるのは切れない。
まあそれでも本編の立絵とかの切り替えエフェクトは切れてるらしいから前作よりはましって事で。
最後までやる価値があるか
完全に最後までプレイすることが強く推奨されるが、それはシナリオ的な物じゃなくて主にコンプ目的の絵の方って感じもしなくもない。
シナリオも一応全部やることを前提としてるけど、質的にはどうなろうがべつによくね?みたいなやる気のなさがぬぐえない。
メーカー作品中の位置・評価
さすがに、ここまでシナリオが落ちてくると問題があると思う。他の部分は総じて問題なしというレベルだが、明らかにシナリオはちょっと問題あるつーか単純につまらないわけで、もっと上を望むならシナリオの改善は必須だろうと思う。
ただ、絵が鉄板なのでそういう意味では一定以下にはならないと思うけど、評価はあまり高くできない感じ。
前作はエロもそれなりに重視してたから目立って悪さが目立ちにくかったのかな?とおもったりもする。今回結構エロ少ない気もするし質が悪い。
あとは何かファンディスク目的なのか知らないけど、結構キャラの取りこぼしが多い。
MagusTale ~世界樹と恋する魔法使い~の特徴
学園物テンプレートなシナリオ。絵は鉄板あとはおまけ
地雷とはいえないが、学園物テンプレートな時点で結構評価が低い。
俺つえーをほのめかしていた割には、何のフォローもなく結局魔法耐性が強かった(笑)というだけの話に落ち着き、さらに世界樹の話もそんなにおもしろい物でもなかったという。
学園物の体裁から風呂敷を絶対に広げないという感じ
プレイ時間: 5日
- そのゲームを消化するのにかかった時間のこと
ベースポイント(ゲームの潜在能力)
- 70
プラスポイント
- +10絵はやっぱ質よいです
マイナスポイント
- -10シナリオはテンプレートでだめ
トータルポイント(最終的な評価)
- 70
見終わったら別の次のレビューに送ります
「いな☆こい!ファンディスク」です。