はじめに
これ、なんだかんだ言ってるけど結局事実上のいわゆる複数主人公じゃん。忌むべき複数視点や複数主人公で相当がっかり

俺たちに翼はないのシナリオ
まず、事実上の複数主人公。この時点で高得点は望めない。
すべての点において複数主人公という要素がじゃましていて、話に集中できないばかりか、内容自体どうでもよくなってしまうという弊害がちゃんと出ている。
なんか良くベラベラしゃべってるなーという印象しか与えられなくて、大半が読み飛ばされる勢いになってしまう。これも複数主人公の共通な出来事だろう。
話はどうでもよくなり、しかも話の内容は雑談が主というか・・いちおうレベルの高い雑談としておこう。そういう雑談がいっぱいあります。
そもそも、魅力ヒロインはいない。若干妹が気になるが、複数主人公弊害で帳消しになります。
紀奈子が良い。攻略も何にもないけど。Present for you ~わたしをあ・げ・る~の人にすごい似てる絵が。優も似てる
ファッションセンスがしまむら
音声
目新しい人は出てこない。
BGM
なかなか・・とおもっていてもなんか安っぽいMIDI音
我欲
突然スライムにおそわれたり・・
絵自体はなんか正直どうでも良いなっていう。
システム
共通システムを採用している。まあさくさく不満もない。昨今は液晶に対応して自前でリサイズする方式もとっている場合が多いがこれはなし。
正直、エフェクト系をキリさくさく読み飛ばせるのがこの場合相当良い感じに作用している。
最後までやる価値があるか
序盤から中盤までが地獄。概要だけつかんで全力スキップでもしないと精神的に持たない。そもそも話が凄まじいレベルの電波で、さらに複数主人公で訳の分からない事になってしまっています。
そこを超えて個別ルートに入るあたりからは、まあなんとか落ち着いて見られるようになってくる。特に個別エロが始まるあたりにはまあなんとか・・といった具合に
メーカー作品中の位置・評価
絵師がいかんともしがたい
正直悪い訳じゃないけど、作中の時点でどれがどのキャラだか分からなくなるぐらい顔がみんな一緒で、しかも同じような髪型にする物だから見失うという希有な体験ができる。
俺たちに翼はないの特徴
というか、マジキチというのはこのこと。
ご多分漏れず、最後は結局統合するのは既定路線なんだけど、やはりこれも既定路線でそこからがおもしろいというか電波が抜けきってマシになっていくので、ここまでやらないとタダの電波シナリオ扱いで終了してしまう。
プレイ時間: 4日
- そのゲームを消化するのにかかった時間のこと
ベースポイント(ゲームの潜在能力)
- 80
プラスポイント
- +10シナリオが先鋭的。
マイナスポイント
- -10ガチのキチガイの話なので確実にプレイ放棄者はいる。絵の顔がみんな一緒
トータルポイント(最終的な評価)
- 80
見終わったら別の次のレビューに送ります
「スマガスペシャル」です。