Gift~ギフト~

はじめに

何処へ行くの、あの日のメーカーなのでそれなりの期待は(というかかなり期待が)あった。

評判的な物を聞いた限りじゃ、出来はそんなでもないのかな?とか思っていたんだけど、はやりというか、それなりには良い感じだ。

シナリオ

虹が常時背景に映っていたりするのは、最終試験くじらに酷似していてやばい。というか、設定自体がほとんど同じというか、ギフト・虹=くじらという感じだ。その地域以外に問題視されることがあまりなく騒がれないというルールが定まっているのも似ている。という最初の印象。

日常描写は、結構つまらなかった。

2週目以降からは、改善されるというかスキップ(既読)を利用できる訳で、それに沿って半分くらいは、ダラダラな日常描写系はスキップされます。意外に、些細なところでスキップが止まったり(既読でない)することが少なかったりするので、それも結構プレイ感に反映されて、2週目以降は改善されているという感じが多くする。

莉子 霧乃と関係が小規模に崩れるぐらいで、そんなにハードな展開はない。霧乃以外のキャラとの絡みもほとんどなく、互いのトラウマについて永遠とやり合うという話。が、シナリオとしての個別キャラ(莉子)大筋。また、ちゃんと、大枠というかゲームを通してのシナリオ、虹とギフトについてその裏設定というか詳細な解説が多少莉子とのシナリオと絡んで、きちんと終わるという印象

霧乃 莉子ほどは虹やギフト(本筋の)には関わりはない。主にトラウマについて永遠やり合うという部分のみがほとんどである。

綸花 莉子や霧乃とは関係が無くなる。綸花だけの話となり虹やギフトの本筋からは離れて、綸花個別の話になる。しかし、他キャラと被る要素である偽ギフトや妖怪などが出てきたりするがシナリオ的に交差している訳じゃない、基本的には他キャラとの絡みはほとんど無い。エロに突入のない姉との絡みは結構ある。

千紗 前半中盤ともに存在が薄いというか、メインの話が進展しないキャラ。綸花などは前半の謎要素だとかいろいろあるが、千紗にはほとんど何もない。鳥がいるだけで平凡な会話のみ。鬱キャラを臭わせているだけで、前半中盤なにもないので、ちょっとうざくも感じる可能性がある。後半(個別ルート突入から)から驀進的な進み具合で、謎要素の解明や、いろいろな障害などが出てきたりする。小細工というかシナリオ的な小物の多さでは、このキャラルートが優秀かと思った。だが、ルート突入以前は、単なるメルヘンというか鬱キャラだったので、それを考えると妥当なのかな?とも思える。

美凪が絡んできたりして、二転三転するシナリオだ。美凪だけの話で終わることなく、180度というか、あさっての方向にシナリオが突然トンで、結局最後は丸く収まるという。ギフト研究所は、このシナリオだけちょろっと活用して、サンザン何かにおわしていた割には、位置的にはものすごいゴミというか、必要ないっぽい本当の意味で野菜供給基地程度の役割しかなかったという。そして、最後にはなんか、綸花シナリオとの矛盾を感じた。

共通部分のシナリオというかルートまでがかなり長いので作業感を感じる。
各キャラ、ほとんど典型的なエロゲーキャラに忠実というか、そんな感じで、シナリオ上で使われる小物の差違で他のエロゲーとの差別化をはかるという感じ。すごい仕掛けが待っているという訳じゃないので、期待感などは持たない方がいい。その代わり、エンド後は綺麗に処理されたなという感がかなりありエンド感というのが良い感じだ。まあ、それだけ薄かったといえなくもない。

というか、サンザン○学生って伏せ字にしていたのに、美凪の事、突然小学生って発言した。

音声

総じてそれなりに良い感じではある。ウザイキャラはいない。

方言みたいなのが挿入されていたり、キャラ共通してのびっくり団とかいう言葉を吐くなどもあるが、べつに声優が良いわけでもない。というか生かせてない感がある。

BGM

歌詞付きもあったりするが、結構ダメさが漂っている。何処へ行くの、あの日ではなかなか良い感じであったがすごい後退感がある。

我欲

かなり薄い感がある。エロについては、ものすごいおまけ感がつよい。

まあ、口での行為があったりするわけだが、そのくらい。といえば、そのレベルのほどが分かるだろう。

回数自体も1・2回。シチュエーションも期待できる訳じゃない。

システム

良好。前の選択肢に戻るについては、前の選択肢に戻ったら、もう一個前の選択肢に戻れないなどの事があったので、引っかかった。だが、まあ、べつに何ら支障はない。

最後までやる価値があるか

結構つらかった。共通部分が作業的で、大半のキャラが共通ルート部分がつまらなくて、微妙に長いという症状を抱えていたために、プレイをやめたくなる衝動には駆られた。

ただ、最後までやることは、ギフトシナリオというか、全部クリアしたら・・のおまけ的なシナリオも有ることも考えると放棄するのはもったいないが、そのおまけシナリオ自体はべつにたいした物でもない。

メーカー作品中の位置・評価

一番致命的なのは、メインキャラというか攻略の5人の中で中核といえるキャラがいなくて、それぞれ平等というか、それなりに一翼をになっているという感じがして、このキャラが最高だという感じの物ではなかったというのが、私は裏目に出たのかと思う。

というか何処へ行くの、あの日では、強烈な妹の存在でものすごい感が漂っていたのだが、このキャラのおかげで印象に残るという感じが強いわけで、このゲームの場合なんか、微妙にみんなキャラが平等でヒイキしていないので、何となく全キャラ薄いなーとか思っちゃったりするわけです。まあ実際エロゲ界の水準としては、決して薄い訳じゃないのだが、前作と比べるとどうしても・・という部分が捨てきれない。

ただ、マザコンを臭わせていた割には、そっち系はかなり無視されていたので、この処理如何ではもっと評価をのばすことも可能だったかと思った。

特徴

セクハラ会話のフリにまっがキャラを問わず標準装備っぽいのがいい。

各キャラそれなりにいいのだが、本筋のシナリオを分散させて各キャラに振り分けてというなんか意味分からない言葉だけど、本当は濃い原液だったんだけど、5人分に薄めて分けちゃったから、全体的な効果自体がなんか微妙になったな・・という感じの物だった。

それに、話自体は、綺麗にすっきり終わるという印象だった。

メーカー
MOONSTONE
発売日
2005/05/27
プレイ時間
4日
かなり適当に経験とカンだけで点数化
80
+10終わりが綺麗にまとまっている
-10これはという強いキャラがいなかった
攻略参考
http://www.foolmaker.net/
参考画像Gift~ギフト~

見終わったら別の次のレビューに送ります

プリンセスうぃっちぃず」です。

水仙花