はじめに
昨今において、まれに、評判が尋常じゃなかったのでプレイ
シナリオ
ループ物。はじめに感じたのは、このシナリオ展開はうまいなーとおもった。基礎というか、まじで、絶妙に、この作品がエロゲーであり、それらのギャグというかネタを挿入したりします。一般的に滑るというか雰囲気ぶちこわしでいらねーとか思うけど、これは、かなり巧妙に作られている感じがしたし、嫌な物ではなかった。
作品の中でエロゲーのあり方について、微妙な言い回しで、鋭く書き記しているのにもかかわらず、あまり、不快感はなかった。
また、かなり、いかれちゃってる系の文字列表現がうまいというか、電波の文章というか、ふざけている展開という文章がとてもよかった。
また、強力なハッピーエンド系という物ではない
2ch臭がしないこともなかった。露骨じゃないが
ループ物の気をつけないといけないところが、はやり繰り返しプレイを強制的にさせなければならないという部分だろう。この作品では、末端にたどり着き、元へ戻る時はタイトル画面にならずに、直接物語が始まる最初の行に、移行する。これは好感が持てた。また、スキップ性能も脆弱な物であったら、ストレスの嵐となり、かなり評価が落ちるのはさけられないが、この作品については、まともに動作するし、比較的速度も速い。スキップに関して、不満な点は、やはり、些細な事かもしれないが、選択肢後に自動的に既読なら、また、スキップを開始するという、あれが、ほしかった。
選択ミスで、ループの最初に戻らざるを得ない場合の処理がすてきだった。一般的かどうかは分からないが、選択肢を間違えると死ぬほど苦労しないとならない場合が多い気もするが、この作品では、対策というか考えられている気がする、まず、先にも行ったとおりタイトルにはならないし、全体的に、選択した簡単だったような気もする、スキップ性能が早かったのも別に選択肢で間違えてもかまわないという安心感を与えた気がする。そのスキップ性能でも、はやり、既読の場合文字列を表示しない方式のスキップがほしい気もした。まあ、我慢は出来そうだったので、大して苦労したとは思わないが。何より寄与したのが、はやり、この作品が飽きさせないし、面白かったから、攻略などを見ないでもクリアしたいという欲求をかき立てられたからかもしれない。
支倉 曜子
この系統のキャラは、俺の好みなので、評価があれだが、かなり良かった。
ブライダルお姫様だっことかパンツ脱ぎとか絵の支援があったら・・と思えてならない。
裏切りが怖いというのも、まあ分からないでもないが、もうちょっと何かしてほしかった、気もする。
ほっぺたつまみとか、もうね。これは絵があったので、効力がすさまじかった。はやり、それ系には絵が必要だ。
腰抜け呼ばわりされた部分もあるわけだが、ループ中には皆殺しをする事もあるわけで、一概にはいえないのか。まあ、黒須のトラウマになったという、意味では、曜子のトラウマでもあり、その点をつけばどうにかなるのかなと納得する部分もある。
宮澄 見里
典型めがねキャラ。ジャンル的にもっとも嫌いなのでかなりダメだ。多少はまあ良いところもあったかもしれないが、基本的に受け付けない。ぺけくんは、後半にならないと、解明しないので、ぺけくんというとむしずが走った。
桐原 冬子
お嬢様。かなりポイントを突いていていい。キャビア談義など諸々はよかった。同じ金持ちの桜庭とは金持ちつながりの絡みが全くなかったように見えたのは、別にほしかった訳じゃないが、無かったね。
全体を通して、バランスが良い。死ぬときも、エンドの時も。死ぬときは、依存しないで勝手に死んでしまうし。エンドに入るより、なんか、ほかのキャラのエンド時に死んでしまう方向のシナリオの方が良くできているというか好みだったかもしれない。
佐倉 霧
結構、お見通しで、真に迫っていた訳なのだが、その情報は対して役に立たなかったというか、それをうまく使ったシナリオは無かった気がした。というと、そっちのシナリオにはいったら、だめというか全体的にダメだったのか?
しかし、豊との絡み(最後の方の種明かしのやつ)は絶妙だった。
山辺 美希
通常会話の時も、ノリノリの展開は(セクハラ)かなりよかった。終盤の皆殺しも結構よかった。曜子をどうやって殺せたかについてはもうちょっと深くいってほしかった。曜子が死んだときは、ぐっと驚きもきたが、メインじゃないし仕方がないかもしれないが扱いがもったいなかった。
経験値0となった時点では、恐ろしく魅力がそがれた。もうちょっとこう何かが必要だった気もしないでもない。
七香
もうちょっと何かあっても良かった気がする。しつこく毎回出てきていた割にはあっさり一切出てこなくなるのは、残念というかもったいないというか。
黒須 太一
結局、特異の能力の発生っていったい何だったのか?結構謎が多く語られないままになっている。目は触れたのかな?髪は?
支倉 曜子に、与えられたトラウマで、おかしくなったと言うが、それは精神的な物?
普通にない超能力が、随所で登場しているが、目の発生にもその特異の超能力の部分については、遺伝とも何とも言われていない気がする。見逃したかもしれないが。
音声
はっきり言って、水準は満たしていると思うが、凄いと思う事は少なかった。
ふぇら音は信じられないぐらいがんばっている気がするけど。そのくらいかな
BGM
BGMに徹しているというか、この作品にあったもので、OP・ENDでの使い方がうまいかなと思ったぐらいで、べた褒めはできません。
我欲
フェラオンが凄い。シチュエーション的には弱い。総合的にはたいしたことはないと言わざるを得ない。
システム
正直このシステムは嫌い。環境依存の問題というか、俺個人的に不具合が出たので。フルスクリーン障害です。無理矢理85Hzにしようとしてるからかな?
一般的にはさしあたり問題はない気がする。
特徴
最上級のシナリオを備えているゲーム。Airや君が望む永遠などに並んでもおかしくない出来だった。
- メーカー
- フライングシャイン
- 発売日
- 2003/09/26
- プレイ時間
- 3日
- CD
- 入れずにプレイ不可能
- BGM
- CDオーディオではない
- スキップ
- 既読あり
- アンインストール
- CDのアンインストーラを利用しないとアンインストールできない
- バックグラウンドでの動作
- スキップ解除しない
- CPU利用率100%
- 攻略参考
- なし

見終わったら別の次のレビューに送ります
「海からくるもの」です。