はじめに
まずはじめに目に飛び込んでくる非伝統的な高解像度の採用に拍手をせざるを得ない

天神乱漫 LUCKY or UNLUCKYのシナリオ
ちょこちょこいい所・面白い所もあるんだが、このエピソードつまんねーなーというところが多々ある。
エピソードというにはおこがましいが、いわゆる学園モノテンプレートで、他の男に絡まれたりとかそんなん。
姫ルートもほぼ完全なテンプレートで神と恋したら、よくあるたどるルートそのもの。変化球は一切無い。
年増勢が魅力的すぎて若年が劣勢のゲーム。
まあ年増といっても、そうは見えない連中ですが。
佐奈はいろんな髪型が見られていい感じ。
無駄に鬱展開になるキャラもいるが、中にはインモラルに走ったとしてもあっさり終わるものもあり、バランスが取れていると言えば聞こえがいいが、まあそんな感じのキャラもいるということ。
音声
案外新鮮に聞けたほう。だが、普通にいつもの常連も多数いる。
BGM
あまり注目のものはなかった。
我欲
立ち絵レベルの魔乳ブリは健在。これはエロゲ界最高だといっても過言ではないだろう。
いっぱいあるなーでもなんか微妙(シチュエーションが)
システム
高解像度を主軸とした、高解像度から低解像度にリサイズさせるという方式により低解像度を優遇しないというルールが確立しそうな新たな可能性を感じる。
もともと高解像度を低解像度にシステムでリサイズするという方式をわたしはこのゲームで始めて見た。
アージュなどは無理やり引き伸ばした擬似HDというか高解像度を採用していたが、今回はそれの真逆。
さらに昨今原画というか収録CGは高解像度なのにわざわざ縮小リサイズなどをしているところもあり、このへんがターニングポイントだろう。
虫眼鏡的なもので本来の画質を見せるような感じにしている作品も多々あったが、普通に解像度を高解像度にするべきであり、あのような努力は無意味としか思えないものであった。
もっとも、元の絵はもっと高解像度のくせに収録段階でも相当リサイズしているだろうなという絵もちらほら見えたし歯がゆい思いをしてきた人もいるだろう。
ここから世界が変わるといいな
最後までやる価値があるか
最期までやるとおまけ?で媚薬騒動のベタベタ展開のときにシーンにありつけるようになるっていうのがあるので
まあ大変だけど全部やってもいいだろう。
メーカー作品中の位置・評価
高解像度採用メーカーとしてこれから業界を引っ張っていってください。
天神乱漫 LUCKY or UNLUCKYの特徴
シナリオの質から言うと、絵の多さから判断され抜きゲーよりだというほか無いのかもしれない。
結局、終始、まひろが終始エロ過ぎて話にならなかった。ほかヒロインはかすみます。
さらにまひろルートに入ると、告白されるんだが告白のされ方がエロゲっぽくなくてすごくいい感じというか、あまりにも普通すぎてこれエロゲじゃないよな見たいな感じのある種の新鮮さがあって素晴らしい。と思ったら普通だったっていう話。
まひろで心が洗われるゲーム
プレイ時間: 8日
- そのゲームを消化するのにかかった時間のこと
ベースポイント(ゲームの潜在能力)
- 75
プラスポイント
- +10なんといっても絵だろう。今回イベントのボリュームも相当あった印象
マイナスポイント
- -10シナリオは悲惨の極み。必要最低限というか、完全な学園モノのテンプレート。
トータルポイント(最終的な評価)
- 75
見終わったら別の次のレビューに送ります
「アトリの空と真鍮の月」です。